【高所シリーズ②】高所作業の事故は〇%!どんな事故があるのか調べてみました。

2023.05.28

こんにちは!ワン・ステップの新福です。

宮崎はだんだん夏の猛暑を思い出させるような、暑さになってきました。

ブログを書いているのが6月上旬ですが、すでに8か所ほど蚊に刺されました。

みなさまも屋外の作業等お気を付けください。

 

前回の高所作業では「そもそも高所作業とは?」についてご紹介しました。

今回は

全国でどれくらい高所作業の事故があるのか

事故の原因とは

の2本立てでお送りします。

 

まずは「全国でどれくらい高所作業の事故があるのか」についてご紹介します。

国土交通省の集計によると、”建設業の死亡者数は全産業(802人)の約32%(258人)を占めており、全産業の中でワースト1
となっている 。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“建設業における死亡事故原因は、墜落・転落が37%(95件)となっており、全産業の比率より
高く、死亡事故の大きな原因となっている”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり墜落による死亡事故が多いことが分かります。

 

 

 

次に「事故の原因とは」についてご紹介します。

国土交通省の集計によると

“最も多いのは「脚立、うまから」であり、次に「ガケ、斜面から」「梯子から」「クレーン等から」の順番で多い。(R2年度)
○ 過去5年間の推移をみると、例年全体の20%程度を占めていた「足場から」の墜落が今年度は5%程度と減少して、「脚立、うまから」、「ガケ、斜面から」の墜落が大きく増加している。
○ 「足場から」の墜落事故の保護具使用状況は、「安全帯を装着したが未使用」が67%であり、安全帯を正しく使用していれば防げた事故が多い。

 

安全帯を装着しないことで、半分以上の墜落事故が起こっています。

ダブルセーフティで安全に安全を重ねることが必要であることが分かります。

 

事例も紹介されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【事故発生状況】
肩掛け式草刈り機を使用しての除草作業を実施しており、その最中に被災者が作業前方(信号配管)の状況確認をするため、エンジンを止めた草刈り機を担いで、擁壁上を移動していた。
移動中につる草に足をとられた。

【事故発生原因】
転落の危険性がより高い擁壁の上に立ち入ったこと。被災者が草刈り前のつる草がある法面を草刈り機で両手が塞がった状態のまま移動したこと。

 

 

このように実際に事例を見てみると、小さなほころびが大きな事故につながったことが分かります。

簡単に膨らませることのできるマットがあれば防げたかもしれません。

今回の事例では住宅の軒先や狭いビルとビルの間など、狭小な場所でも設置できるセーフティーエアーマット⑦(狭小用)がおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他にも足場で作業される際、解体工事では少し大きいセーフティーエアーマットをご案内しております。

セーフティーエアーマット①(2層タイプ)

 

動画はこちらから

 

衝撃値測定実験も行いました。

 

気になった方はお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

 

 

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