車両ダミー・自動車ダミー【送風式】‐自動車関連の衝突試験・実験に

自動車の自動ブレーキ実験等に使用できる車両のダミーです。

自動車の衝突試験を安全かつ手軽に!

実物大の車両ダミーで、自動ブレーキの性能評価や交通安全教育をよりリアルに体験・実験が可能です。軽量・コンパクトで持ち運びやすく、短時間で設置できます。 衝突試験や交通安全教室の現場で、より安全な社会の実現をサポートします。

 

車両ダミー・自動車ダミーとは

車両ダミー・自動車ダミーは、自動車の衝突試験や安全性能評価に使用されるエアー式の模擬車両です。軽量で持ち運びが容易なため、さまざまな試験環境で活用されます。

例えば、AEBS(自動緊急ブレーキシステム)などの運転支援システムや先進運転支援システムの体験・実験を安全に行なうことが可能です。高齢者教習や交通安全教室でも利用されています。

 

自動ブレーキ体験

 

自動ブレーキ体験(実験車が車両ダミーに衝突した場合)
万が一、実験車が車両ダミーに衝突してしまった場合でも、ダメージは小さく抑えられます。

 

車両ダミー・自動車ダミーの利用シーン・用途

車両ダミーや自動車ダミーは、例えば次のような自動車関連の様々な場面で活用されています。

 

衝突安全性能試験、自動ブレーキ体験の対向車として

車両ダミーは、自動車の衝突安全性能試験や自動ブレーキの体験実験の際の対向車として利用されています。実際の車両と同様の重量と形状を再現することで、シミュレーションに近い条件を設定でき、より正確な評価が可能になります。

 

自動車安全技術の研究、試験、実験に

自動車メーカーの開発現場では、先進安全技術の研究や実験で車両ダミーが活躍しています。自動運転や歩行者検知システムなどの動作確認や、各種センサーの検証に用いられています。

 

安全講習会・交通安全教室に

交通安全教室や安全講習会でも、車両ダミーは非常に役立ちます。リアルな体験を通して事故の恐ろしさを理解してもらうために使われています。安全運転の大切さを学ぶ良い教材となっています。

このように、車両ダミーは自動車関連の様々な現場で活用されており、安全性向上に大きな役割を果たしています。

 

車両ダミー・自動車ダミー【送風式】の特徴

車両ダミー・自動車ダミー【送風式】は、その特性を活かしてさまざまな用途に適用されています。

 

1体からオリジナルデザインで制作

お客様のニーズに合わせて、1体からオリジナルデザインで車両ダミーを制作することができます。自動車メーカーの試験車両やイベント用の車両など、ご要望に沿った形状や仕様にカスタマイズが可能です。

 

レンタルも承ります

購入以外にも、レンタルで利用することも可能です。多額の初期投資を避けることや、短期間での使用、試験の頻度が少ない場合に特に便利です。ご希望の用途に合わせてレンタルプランをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

コンパクトで持ち運びかんたん

車両ダミーは送風式のため、コンパクトに収納・運搬が可能です。設置場所を選ばず、移動も簡単に行えます。大型の実車と比べて、スペースを取らず設置できるのが大きな特徴です。

 

設営時間はたったの5分

本体の組み立てや送風機の設置など、車両ダミーの設営はわずか5分で完了します。準備工程を大幅に短縮できるので、効率的な実験や試験が行えます。

 

 

省スペースで保管・収納

折りたたんで収納できるため、使用しない時も省スペースで保管できます。実車のような大きな空間を取らずに、保管場所を確保できるのが大きなメリットです。

このように、送風式の車両ダミーは様々な特徴を備えており、自動車関連の現場で幅広く活用されています。

 

 

商品バリエーション

当社では、自動車の衝突試験や交通安全教室で使用される車両ダミーにはさまざまな種類があります。中でも【密封式】の車両ダミー・自動車ダミーは、実際の車両に近い形状と大きさを再現しながら、安全性と使いやすさを両立させています。

車両ダミー・自動車ダミー【密封式】

密封式の車両ダミー・自動車ダミーは、内部に空気を封入した状態で使用する製品です。密封式の主な特長は以下の通りです。

  • 万が一、実験車が車両ダミーに衝突したとしてもダメージが少ない
  • 繰り返し使用することが可能
  • コンパクトに収納できる為、持ち運びも楽、どこでも試験・イベントの実施が可能
  • 1体からオリジナルで製作できるため、安価で実験が可能(車両以外でもOK)

 

車両ダミー・自動車ダミー【送風式】と【密封式】の特徴比較

車両ダミー・自動車ダミー【送風式】と【密封式】一番の違いは耐久性。密封式の車両ダミーは、地面に引きずったり、鋭利なもので故意的に引き裂こうとすると、傷・穴ができ、空気が抜けます。送風式であれば傷・穴ができたとしても、常時、空気を送り続けるので、密封式までの心配が不要です。

特徴 送風式 密封式
耐久性
形状維持 ○ (送風が必要)
静音性 ○ (送風機音あり) ◎(1度空気を充填すれば、電源不要)
収納性
設置時間
重量
オリジナル制作
コンパクト収納
屋外使用

 

車両ダミー・自動車ダミーの販売・レンタル価格

当社の車両ダミー・自動車ダミーは、自動車の衝突試験や交通安全教室など、様々な用途に対応できる製品を取り揃えております。お客様のニーズに合わせてカスタマイズ可能なため、価格は用途や仕様によって異なります。

自動車の衝突試験や安全性能評価に用いる車両ダミーは、高い精度と耐久性が求められます。

当社の製品は、これらの要求に応えるために高品質な素材を使用し、精巧に製作されています。

また、お客様のご要望に合わせて、オリジナルデザインでの制作も可能です。

車種や大きさ、細部のディテールなど、ご希望の仕様に合わせて製作いたします。

オリジナル制作の場合は、別途お見積りとなりますので、お気軽にご相談ください。

 

レンタル価格

車両ダミー・自動車ダミーは、購入だけでなく、レンタルも可能です。レンタル価格は、使用期間や製品の種類によって異なります。

レンタル価格については、お客様のご要望に合わせてお見積りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。短期間の使用や、まずは試してみたいという方には、レンタルがおすすめです。

 

納品実績・お客様の声

当社の車両ダミー・自動車ダミーは、自動車メーカーや研究機関、

自治体など、様々な業界のお客様にご利用いただいております。

ここでは、納品実績と利用事例、制作した車体の例をご紹介いたします。

 

筑波大学大学院システム情報系情報工学域

認知システムデザイン研究室(伊藤研究室) 伊藤 誠 先生

今回はお世話になりました、非常に簡単に使えるところはよかったとおもいます。

設置に時間がかかるかなと思っていましたが、初心者でも割と手がかからず設置できたようです。

仕様も、思っていたより詳細な車の形でタイヤものっぺりしていなくて、設置も簡単で良かったです。

他方、送風し続けないとしぼむ構造は仕方ないですね、あと、今回はたまたま風が強く、固定に難儀しました・・・。

研究室内で別プロジェクトチームがあり、別イベントでも車両バルーンを使用したいとの希望が出てまいりました。

前回いただきましたメールに「車両ダミー密封式タイプ」もあるとのことでしたのでレンタルしてみたいです。

車両ダミー・自動車ダミー【密封式】(衝突試験・自動ブレーキ実験・安全講習・交通安全教室に)

 

衝突試験・自動ブレーキ実験・安全講習会・交通安全教室に

自動ブレーキシステムの性能評価に当社の車両ダミーをご活用いただいております。

実際の車両を使用した衝突試験では、コストや安全面での制約がありますが、

当社の車両ダミーを使用することで、これらの問題を解決することができます。

 

実物大の車両を用いた体験型の学習は、実際の交通場面を想定した体験学習が可能となりました。

児童の交通安全意識を高める上で非常に効果的だとお声を頂いています。

詳しくは、【車両ダミー 衝突試験・自動ブレーキ実験・安全講習会・交通安全教室に】もご覧下さい。

 

制作した車体の例

当社では、お客様のニーズに合わせて、様々な車種の車両ダミーを制作しています。これまでに制作した車体の一例をご紹介いたします。

 

関連商品

車両ダミー(密封式) トラックダミー

 

よくあるご質問

車両ダミーの納期はどのくらいですか?

レンタルの場合、ご注文確定から約1週間前後でご納品可能です。

ただし決定優先としております。

予めご了承ください。

オリジナル作成・販売の場合は、デザイン決定後、ご注文から約60日前後です。

※ご注文やり取り、スケジュール状況によっては、ご案内不可の場合もございます。

使用しているあいだ、送風し続ける必要がありますか?

送風式の車両ダミーは、使用中は常に送風機を稼働させる必要があります。

送風を停止すると、車両ダミーが収縮してしまいます。

密封式の車両ダミーは、内部の空気を封入しているため、送風は不要です。

屋外でも使えますか?

屋外での使用も可能です。

ただし、屋外での使用時に風が強いと飛ばされる可能性があります。

風速を確認しながらご利用いただくようにお願いいたします。

オリジナルデザインで制作する場合の流れを教えてください。

オリジナルデザインの制作は、以下の流れで行います。

  1. お客様のご要望をヒアリング
  2. デザイン案の作成と提案
  3. 修正と最終デザインの決定
  4. 製作開始
  5. 品質チェックと納品

具体的な制作期間や費用は、デザインの複雑さによって変わります。

また、以下のサイトをご覧頂き、ご指定頂き、デザイン決定でも問題ございません。

https://www.shutterstock.com/ja/image-vector/realistic-suv-car-front-view-side-1323833102

材質について教えてください。耐久性はどれぐらいありますか?

車両ダミーの素材は、耐久性に優れたポリエステル生地を使用しています。適切に使用・保管していただければ、長期間ご使用いただけます。

宮崎本社
0985-64-5399
関東支店
043-497-6088
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