【突発的な断水時対策の必要性③】散水・給水車不足時の救世主。軽トラックが給水車に早替わり。
東北大震災の際に起きた断水が過去最大級と言われています。
その際に、

災害派遣で給水車が活躍しました。
給水車を近くの地域から派遣できる場合は良いのですが、東北の震災時は遠方からも多く派遣されています。

少し見えづらいですが、右上の派遣先を見ると、関西などからも多くの応援が来ています。
また、給水車が水を汲む場所と配る場所の距離が遠ければ遠いほど、給水効率は悪くなりますので、給水車の台数が必要となります。
近年では新たに給水車を配備する自治体もあるようで、必要性は高まっていると思われます。(和歌山県田辺市の給水車配備の記事)
少し調べてみたところ、給水車には何タイプかあり、

1500ℓ~4000ℓ とレパートリーも豊富です。(給水車メーカー 極東開発工業様のHP)
ワン・ステップでは、緊急時に生活用水だけでも使えるようにするための折り畳み式給水タンクを販売・レンタルしています。

軽トラックに載せて使うことも可能です。
設置方法はこちら。
最大で1000ℓ入りますが、軽トラックの最大積載量は350㎏なので、軽トラックを使用する場合は300ℓ程度を運ぶことが出来ます。(トラックが大きくなれば、1000ℓまで可能。)

地方には農家さんも多く、多数の軽トラックが活躍しています。一方で災害時には、給水車の移動距離が増えることでタイムリーな給水が出来ないケースや、高齢者の方々には、小回りの利く軽トラックで生活用水を届けることのメリットなどもあるかもしれません。
必要な際はぜひ、お声掛け下さいませ。
関連コラム記事
-
-
消防による中継訓練・放水訓練の重要性とその方法
消防訓練の中でも重要な「中継訓練」と「放水訓練」を徹底解説。目的・方法・注意点をまとめ、消防団や自治体での実効性ある訓練づくりに役立てられます。 -
-
防災の日に考えたい「ウォータータンク」の活用方法
防災の日に向けて見直したい生活用水の備蓄。普段使いもできるウォータータンクの種類や活用方法を詳しく解説します。 -
-
農業用水不足に備える!仮設貯水槽という選択肢
農業用水のトラブル対策に活躍する仮設貯水槽。パイプ式で設置も簡単、急な断水にも対応可能。農業現場の実例を交えて詳しく解説します。 -
-
防災の日(9月1日)自治体・企業に求められる備蓄と災害対策
防災の日(9月1日)に備えて、自治体・企業の備蓄品や防災対策を見直すポイントと導入事例をわかりやすく紹介いたします。 -
-
農作業や工事現場でも活躍!パイプ式貯水槽の活用シーンをご紹介
農業や工事現場、養殖など幅広い用途に対応するパイプ式貯水槽をご紹介。簡単設置・大容量で仮設の給水設備に最適です。
