【導入事例】サーモン・サクラマスの養殖:出荷用プールとして活用

こんにちは、ワン・ステップです。

 

近頃、パイプ式貯水槽のお問い合わせが増えております。

 

水道設備の改修・工場の汚水や排水を一定期間貯水・消火剤の散水テストなど用途やお客様によって内容は様々です。

 

そしてつい先日、新たなニーズの相談が宮崎県内であり、円形のパイプ式貯水槽をご利用いただきました。

今回は設置と撤去時の様子、そして実際にご利用いただいた方の声をご紹介します。

商品ページ:パイプ式貯水槽

 

お客様の課題:出荷時に魚を出荷するための仮設プールが欲しい。

お問い合わせ内容としては、養殖のプールの塩分合わせのため、魚や稚魚を一時的に移動させるための仮設の水槽やプールを探している。

水量が10トン(10㎥)以上入り、2,3日魚が入れられる水槽で良いのですが、何かありますか。とのこと。

出荷作業が完了後にプールを撤去できると、土地を有効活用できるので、仮設が好ましいということでした。

 

設置風景

施設の外でご利用いただきました。

まずは、設置したい場所にブルーシートを敷いて、その上にプールシートを置きます。

ここからプールシートの中にパイプを入れてつなぎ合わせていきます。

 

今回は、弊社のスタッフ1名と現地のスタッフさん2名に手伝っていただきました。

男性4名ほどで設置を行うと、約30分ほどで完了します。

パイプ式貯水槽の完成後の様子です。

パイプ式貯水槽は排水口を付けることも可能ですので、排水も簡単に対応いただけます。

 

ご利用の様子

実際に魚(サクラマス)を入れてご利用いただいている様子です。

普段利用している水槽と同じ円形タイプなので、魚にもストレスなく向いているとのことでした。

 

ご利用者の声

今回はサクラマスの稚魚2000匹でしたが、6mのサイズ感がちょうど良く、円形なのも魚には向いています。

と嬉しいお言葉をいただけました。

今後このパイプ式貯水槽を利用する場面があるとしたらどのような時が考えられますか?とお伺いしたところ

ワクチンや病気の治療用のプールとして一時的な利用にニーズがある。と教えていただきました。

 

パイプ式貯水槽は大きいもので25mサイズ、小さいもので4mサイズのものをご用意しております。

もちろんオリジナルサイズでの対応も可能ですので、ぜひお気軽にとお問合せください。

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