【2023防災テーマ徹底解剖:インクルーシブ防災①】インクルーシブって何?
こんにちは。ワン・ステップの山元です。
昨日と今日、宮崎では最高気温が20℃を超えるということで、春がやってきたのではないかと思える陽気です。
ちょうど、WBCみやざきキャンプも始まり。宮崎は盛り上がっています。(宮崎の話題は弊社のイベント事業HPで少し紹介しています。)
今回は、SDGsの取り組みの中でも注目されている「インクルーシブ」に焦点を当て、「インクルーシブ防災」について深堀しながら、弊社の取り組みも紹介していきます。
インクルーシブ(inclusive)とは?
インクルーシブとは、「包み込む・包摂的」という意味の言葉です。国籍、年齢、性別、障がいの有無などに関係なく、違いを認め合い、共生していくことを目指す社会のことをインクルーシブ社会と言います。
その中で、「インクルーシブ防災」の必要性が最近、様々なところで言われています。
インクルーシブ防災とは?
インクルーシブ防災は障がい者や高齢者、国籍の違う人を含む、あらゆる人を取り残さない防災という考え方です。
自然災害を中心とした突然の災害時には、障がい者や高齢者が取り残されて亡くなるケースも多くあります。そこで、SDGsが広まる背景で、「誰も取り残さない」「多様性」という視点で、防災活動にも取り組むことの必要性が高まってきています。次回以降は、自治体の実際の取り組みなども紹介したいと思います。
【こんなところで使えるインクルーシブ防災用のエア防災ツール】
自然災害の中でも多く起こる大雨。大雨の際に、高齢者や寝たきりの方が家に取り残され、救助されることがよくあります。
その際に消防団を中心としたボートが一般的ですが、ボートの数が足りないケースも過去には報告されています。
もちろん、ワン・ステップでもボートなどの製造・販売を行っています。
裏返すとたくさんの人が座ったりできるベンチにも早変わり。
ワン・ステップでは、もっと気軽に多くの場所に普及可能な防災ツールを作ることが出来ないか?と考え、ジョイントエアーパネルを開発し舞田。
安価で簡易的なベッドやパーテーション、日頃は体育用のマットとしての利用が可能なジョイントエアーパネルの常備をお勧めしています。
このように簡単に水の上に浮きます。
長さ2m程度のマットで、自宅や公民館にいくつか持っているだけで、大変便利な製品です。(浮き輪・ボートとしてのジョイントエアーパネル活用法はこちら)
詳しくは商品紹介をご覧くださいませ。
関連コラム記事
-
-
【在庫状況のご案内】パイプ式貯水槽 2025年10月
建設現場・研究・イベント・緊急時の仮設貯水に対応するパイプ式貯水槽。ワン・ステップでは即納可能な在庫を多数ご用意。レンタル・販売・設営サポートにも対応しています。(2025年10月時点) -
-
パイプ式貯水槽のメンテナンスを行いました!
ワン・ステップでは、レンタル後にすべての製品でメンテナンス(点検・拭き取り・洗浄・乾燥など)を実施しています。今回はパイプ式貯水槽のメンテナンスの様子をご紹介!安心してご利用いただける品質管理の様子をご覧ください。 -
-
離島・地下でも設置可能!パイプ式貯水槽のサイズ別・車両ガイド
離島や地下など、車両の進入が難しい現場にも対応できるパイプ式貯水槽。サイズ別の必要車両や搬入方法、現場対応事例を詳しく紹介します。 -
-
林野火災の原因と対策|消防の最前線「水源確保」の重要性を解説
林野火災の原因と恐ろしさを徹底解説。消火活動は「水源確保」が最大の鍵。消防団や消防署が用いる可搬ポンプや貯水タンク、ドローンなどの最新技術まで、現場の取り組みを紹介します。 -
-
防災の日に考えたい「ウォータータンク」の活用方法
防災の日に向けて見直したい生活用水の備蓄。普段使いもできるウォータータンクの種類や活用方法を詳しく解説します。