セーフティーエアマットの効果と導入事例
建設現場や高所作業において、墜落事故は依然として労働災害の大きな割合を占めています。
厚生労働省の統計でも、死亡災害の約4割が墜落・転落によるものとされており、現場の安全対策は急務です。
従来はフルハーネスやネットの設置といった一次的な防止策が中心でしたが、現代の安全管理では「二重三重の備え」が求められています。
その中で、備えとして活用できるのが弊社の空気を入れるだけで落下事故の対策が可能なセーフティーエアマットです。
衝撃を吸収するエアマットを現場に設置することで、万が一の墜落時に作業員の命を守る「最後の砦」となります。
本記事では、セーフティーエアマットの仕組みや効果、実際の導入事例について解説いたします。
目次
セーフティーエアマットとは?
基本構造と仕組み
セーフティーエアマットは、空気を充填することで落下の衝撃を吸収する安全対策用のマットです。
構造はベッドのコイル式のイメージで、荷重がかかった場所のみしぼむ仕様になっています。
サイズや厚みも複数用意されており、設置場所や作業高さに応じて最適なタイプを選択可能です。
一般的なゴムマットやクッション材と異なり、エアマットは空気のクッション層が大きく変形することでエネルギーを吸収します。
そのため数メートルの高さから落下した場合でも、人体への衝撃を軽減することが可能です。
他の安全対策との違い
フルハーネスやネットは「落ちないこと」に重点を置いた対策ですが、セーフティーエアマットは「万が一落ちた時」の備えです。
特に不意のバランス崩れや工具・資材の落下事故など、想定外の事態に対応できる点が大きな特長です。
現場の安全管理を多層的にすることで、万一のリスクを減らすことができます。
セーフティーエアマットの効果
衝撃吸収による安全確保
高所からの落下は数メートルでも致命傷になりかねません。
セーフティーエアマットは着地時の衝撃を分散・吸収することで、骨折や致命的な外傷のリスクを低減します。
↓衝撃吸収試験の実施様子↓
設営・撤去の効率性
セーフティーエアマットは軽量で持ち運びやすく、短時間で設営・撤去が可能です。
現場間の移動が多い工事会社にとっては、繰り返し使えることが大きなメリットです。
足場や高所作業車の下、トラック荷台など、設置環境に合わせて柔軟に配置できます。
↓丸めた時のサイズ(長さ約1m)↓
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安全教育や研修での有効活用
実際に落下体験を行う安全教育プログラムにも最適です。
作業員自身が「落ちたらどうなるのか」を体験することで、安全帯やヘルメットの重要性を再認識する効果が期待できます。
研修や避難訓練に導入することで、安全意識を高める教育ツールとしても活用可能です。
↓落下した時を体験するデモの様子↓
導入事例
大手電力会社様
・サイズ:5m×5m×0.5m
・使用場所:電設工事での高所作業
こちらはお客様のオリジナルサイズで製作。
薄型ながらも広い面積で落下の衝撃を吸収し、設置することで作業員の安心感を高めることができます。
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住宅施工会社様
・サイズ:3m×4m×0.6m
・使用場所:住宅屋根でのソーラーパネル工事
こちらもお客様のオリジナルサイズかつご希望のカラーで製作。
2つのエアマットを連結できる設計で、広範囲をカバーすることが可能です。
現場の形状に合わせて柔軟に対応できる仕様です。
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工事専門会社様
・サイズ:2m×5m×0.6m〜1m
・使用場所:法面での作業
こちらもお客様のオリジナルサイズ・デザインで製作し、斜面に合わせて傾斜をつけた設計です。
連結タイプで最大15mまで対応することが可能です。
さらに、社名ロゴを入れることで、現場での安全対策をしながら企業のブランディングも実現できます。
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弊社事務所での足場工事
・サイズ:2m×4m×2m
・使用場所:ワン・ステップ宮崎本社
雨漏り工事を実施するにあたって足場が組まれた際に、レンタル在庫の1つである「2m×4m×2m」を設置しました。
こちらは約5分で設置できるので、時間を取られずに準備することが可能です。
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導入のポイント
選び方と運用方法
・作業高さに応じた厚み、サイズを選定する
・屋外の場合は電源があるかどうかを確認した上で、送風式・密封式どちらが良いか確認
・使用頻度が少ない場合はレンタル活用も有効
注意点
・設置するためのスペースを事前に確保する
・使用前後には空気圧や破損の有無を点検する
セーフティーエアマットを最後の砦に
高所作業における落下防止対策は、フルハーネスやネットといった従来の対策に加え、セーフティーエアマットのような万が一の転落に備えた「最後の砦」を組み合わせることで、より確実な安全管理が可能になります。
現場の条件や用途に合わせて適切なサイズや設置方法を選べば、工事現場や高所作業車、研修現場など幅広く活用できます。
これまでの安全対策に加えて取り入れることで、事故防止の信頼性を一層高められるでしょう。
弊社では、デモの実施・商品の実物を事前に見ることが可能です。
これまでの導入実績をもとに最適なご提案をさせていただきます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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