【後編】SFTS対策に「陰圧ゲート」が効果的な理由とは?
こんにちは、ワン・ステップです。
前回の【前編】SFTSとは?感染リスクとその対策という記事では、近年注目されているSFTS(重症熱性血小板減少症候群)について、その感染経路や症状、そしてヒトからヒトへの二次感染リスクについてご紹介しました。
特に感染した動物を診察するにあたり、院内感染防止体制の整った医療機関で治療が行われることが重要であることをお伝えしました。
今回の後編では、その感染防止体制を整えるためにご利用いただける「動物用エアー式簡易陰圧ゲート」について詳しく解説します。
陰圧ゲートとは?
そもそも陰圧とは、室内の気圧を室外より低く保ち、空気を常に室内へ流入させる状態を指します。
弊社の陰圧ゲートはHEPAフィルターとファンを組み合わせ、粒子状のウイルスや微生物を捕捉します。
そのため、内部の空気を外に漏らさない構造により、感染リスクの高いエリアと通常エリアを分ける「ゾーニング管理」に活用されます。
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SFTS対策で重要な「動線分離」
SFTSなどの感染症対策において、感染者と非感染者の動線を分離することは非常に重要です。
陰圧ゲートを活用することで、施設内の一部を仮設的に隔離空間として活用でき、感染拡大を最小限に抑えることができます。
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陰圧ゲートの活用シーン
・医療施設の一時隔離スペース
・介護施設の面会時ゾーニング
・災害時の仮設避難所での感染対策
・大規模イベントの発熱者待機所
簡単設置・省スペースで緊急対応にも対応
弊社の陰圧ゲートは、工具不要で簡単に設置が可能。
使用しないときはコンパクトに折りたたんで保管でき、軽トラック1台分のスペースでも持ち運びができます。
緊急対応が求められる現場でも、すぐに展開できる即応性が評価されています。
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まとめ|SFTS対策の“最初の一歩”に
SFTSをはじめとした感染症の対策には、「万が一」の備えが必要不可欠です。
感染者が出たあとに慌てるのではなく、発症時に安全な動線管理を実施するための備えが大切です。
「陰圧ゲート」はその一歩目として、多くの施設で導入が進んでいます。
感染症対策の導入に不安がある方も、まずはお気軽にお問い合わせください。