【2023防災テーマ徹底解剖:火事と消火活動について⑤】消防年報はとても勉強になりました。
こんにちは。ワン・ステップの山元です。
不要不急の際に、救急車を気軽に呼ばないでほしい・・・ というニュースを多く見受けます。
この写真が話題になったようですが、若い救急隊員が出動をした際の食堂テーブルの写真です。

宮崎市の消防年報で少し調べてみました。宮崎市消防局管内の人口は、42.5万人。
この数を記憶してから、下の数字を見て、個人的には驚きました。

年間に15245人が搬送されています。つまり、30人に1人。個人的な感覚では、1年間に知り合い30人の中の1人が救急車に乗っているという感覚がなかったので、出動回数を減らす工夫は大事だと感じました。しかも、出動件数が右肩上がりとなっていることは負担増を示しているのだと思います。
ちなみに、ココから本題ですが、救急車と消防車の設置台数も消防年報には書かれています。

このような台数です。消防署の保有台数ももちろんですが、ポンプ車は消防団の車両が多く、どれだけ地域の消火活動に必要なのか?も数字を見ると理解できます。
また、日本と世界の消防事情についても比較データがありました。

これを見ると人口あたりの消防職員数や消防車両は日本が他国に比べて多く、安心できる社会であることが分かります。

かなり古いデータですが約15年前の主要都市の火災死亡事故のグラフです。
日本は火災事故による死亡者数は人口当たりに換算すると最も少ないレベルではありません。これは消防技術や態勢が優れてはいるが、住宅の密集や木造家屋が多いことも影響しているようです。
火事はいつどこで起こるか、分かりません。狭い場所でポンプ車などが入っていけない状況など、様々な状況が考えられる中で、何かお役に立てそうな場所がないか、弊社でも商品開発をしていきたいと思います。
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