【密封式とは?】エア防災製品タイプ紹介シリーズ①
こんにちは、ワン・ステップの柳田です。
エア防災では、エア造形を活用して様々なジャンルの課題解決を目的としています。
その中でお客様から多く質問を頂く構造別の特徴について、複数回のエア防災コラムで紹介いたします。

第一弾は、上の大雨などの災害時にも使用されている「密封式救急ボート」などが代表的な商品である「密封式」のエア造形について、構造をご紹介いたします。
密封式のエア造形とは?
密封式とは、名前のとおり、一度空気を充填して、栓を締めると、造形の内部に空気が密封されて、追加で空気を常時入れなくても、形状を保つことが出来るタイプのエア造形です。使用用途は、エア遊具や防災用品などに使われることが多いです。

写真のような夏のイベント、ウォータープールなども「密封式」であり、広く利用されています。
それでは、密封式の特徴や利点についてご紹介致します。
密封式の特徴
密封式とは、一度空気を入れたらそれを封じ込めて形を保つタイプの製品です。
以下のような特徴があります。
災害時などにも使用されている、災害用テントです。
▶ウォーターアスレチック(密封式)
密封式は、浮き輪と同じ構造ですので、水にも浮かべることができます。
①推奨レンタル利用期間
2~3日程度の短期間の使用に向いています。1週間以上の利用も可能です。
長時間の使用をされる際は、定期的な空気の充填が必要です。また、短期間のイベントや展示会などにはぴったりです。

写真の商品はジョイントエアーパネル・簡易陰圧室を展示会で出展したもので、どちらも密封式です。
②電源
設営時にのみ電源が必要です。具体的には、100Vの電源を15Aで供給し、設営が完了したら電源は不要です。
このため、常時、電源が取れない場所でも使用可能。
専用ブロワーのサイズは20cm×20cm、重量は約2kgと軽量です。

③設営・撤去時間
設営時には空気を挿入し、約10分程度で完成します。※サイズによって前後します。撤去をする際も送風機のホースを設営時と逆側に設置するだけで、掃除機のように空気を吸引し、約10分で全ての空気が抜けます。
送風式(次回、ご紹介いたします)に比べると少し時間がかかりますが、それでも短時間で設置できます。
電気を使わず、約5分で設置ができるエアー式のテントです。
▶エアー式盆踊りやぐら(密封式)
このやぐらは3m以上の大きさですが、約10分もたたずで設営が可能です。
④軽量で軽量でコンパクト
密封式は、設営に必要な機材が軽量でコンパクトです。
設営時に使用するブロワーも小さく、重量も約2kgと軽いため、持ち運びや設置が簡単です。
これにより、少人数でもスムーズに準備が進めることができます。

どんな場面で使える?
密封式の製品は、以下のようなシーンで活躍します
展示会や展示ブース
電源が確保しにくい場所でも使用可能なため、屋内外を問わず設置ができます。
短期間の展示会で特に有効です。
短期間のイベントやフェスティバル
2~3日程度のイベントであれば、設営が簡単で電源を常時必要としない密封式が便利です。
緊急避難用の防災用品
設営が迅速にでき、電源が不要なため、避難所や緊急時の設営が必要な場面でも役立ちます。

最後に
密封式の製品は、その特性から多様なシーンで活用できる便利なアイテムです。
電源が確保しにくい場所でも使える点や、設営が簡単な点が大きな魅力です。
もし、さらに詳しい情報が知りたい場合や実際に製品を見たい場合は、
私たちのウェブサイト(エア防災)からお問い合わせください。
関連商品
関連コラム記事
-
-
パイプ式貯水槽は購入?レンタル?コストとメリットで選ぶ最適プラン
パイプ式貯水槽の導入、購入とレンタルで迷っていませんか?利用期間やコスト、納期を徹底比較。御社に最適なプランを選ぶ判断基準を実績を交えて解説します。 -
-
鉄製タンクのサビ・腐食対策|修理と交換どちらが得?パイプ式貯水槽という新しい選択
鉄製タンクのサビや腐食、修理費用の増加にお困りですか?繰り返し補修を行うよりも、設置・撤去が簡単でメンテナンスコストを抑えられる「パイプ式貯水槽」への乗り換えがおすすめです。 -
-
【導入事例】離島・山間部・地下室でも設置可能!搬入困難地で実現したパイプ式大型貯水槽
搬入経路が狭くても設置可能!離島・山間部・地下室など、従来は難しかった場所での貯水槽導入事例をご紹介します。 -
-
【在庫状況のご案内】パイプ式貯水槽 2025年10月
建設現場・研究・イベント・緊急時の仮設貯水に対応するパイプ式貯水槽。ワン・ステップでは即納可能な在庫を多数ご用意。レンタル・販売・設営サポートにも対応しています。(2025年10月時点) -
-
離島・地下でも設置可能!パイプ式貯水槽のサイズ別・車両ガイド
離島や地下など、車両の進入が難しい現場にも対応できるパイプ式貯水槽。サイズ別の必要車両や搬入方法、現場対応事例を詳しく紹介します。




