エアー式簡易陰圧室

コロナウィルス等の感染者を隔離するための簡易式陰圧室です。

       
※コロナウイルスの影響により生産に遅れが生じております。納期の確認等、お気軽にご連絡ください。

即納可能な製品もあります。

全国各地でデモ実施可能です。

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2021.07.02
第8回ヘルスケア産業づくり貢献大賞 九州経済産業局長賞を受賞しました。
2021.05.12
福井県でエアー式簡易陰圧室の取り組みについて取り上げてもらいました。「感染防ぐ 陰圧テント 福井工大教授ら開発」
2021.03.10
日経ビズゲートにコロナ禍でエアー式簡易陰圧室開発の取り組みが掲載されました。日経ビズゲート
2021.02.20
宮崎日日新聞で直近の取り組みについて取り上げていただきました。異業界との連携 効果

特許申請中
出願日: 令和3年2月25日 |
出願番号: 特願2021-290208号

エアー式簡易陰圧室特徴

  • オーダーメイドでサイズ・部屋数を自由に変更可能。
  • 入口→本室→出口と1WAYの安心設計。
  • 組み立ては空気を入れるだけで簡単。誰でも5分で設置可能。
  • 収納時は横幅65cm・高さ45cmとコンパクト。
  • 特許申請中。

アメリカ CDCガイドライン準拠

  • HEPAフィルター付き陰圧装置を通して排気
  • 陰圧室内の換気は12回/時間以上
  • 室内空気圧の圧差は2.5パスカル以上
  • 感染症の患者を隔離し、感染蔓延を防ぐための簡易的な陰圧室です。
  • 特別な空調設備(陰圧装置)を備えており、部屋の中の空気圧が部屋の外より低くなるように管理されています。
  • 部屋の中より外部の空気圧が高いので、外部の空気が部屋の中に吸い込まれるようになっています。
  • 収納時は横幅65cm、
    高さ45cmとコンパクト。
  • テントの立ち上げは送風機で
    空気を入れて、5分で設置完了。
  • 空気圧を2つの空気弁で
    自動制御。

誰でも簡単に約10分で設置ができる簡易エアー式陰圧室

エアー式陰圧室の設置の仕方
エアー式陰圧室の撤去の仕方

コンパクト収納&簡単設営

1室 コンパクトサイズ

病室(個室)の大きさや形に応じてサイズ変更も可能。

病室に洗面台や据え付け型のテレビ台がある場合に、病室内で確保できるスペースを計測し、サイズ調整を行うことが出来ます。入口や排気口の変更も可能です。

3室 1 Wayタイプ

前室(入口)・本室・後室の3部屋を分けることで1Way方式を実現。

治療や検査を行う際に前室と本室を分ける必要性がある場合、入り口→本室→出口(更衣室)を分けて、一方通行にすることで、さらに安全性が高まります。

  • 1室 標準サイズ

    (品番:AT-1001)

  • 1室 コンパクトサイズ

    (品番:AT-1002)

  • 2室 標準サイズ

    (品番:AT-2001)

  • 3室 コンパクトサイズ

    (品番:AT-3001)

  AT-1001 AT-1002 AT-2001 AT-3001
販売価格(陰圧装置付き) 935,000 円(税抜価格850,000 円) 935,000 円(税抜価格850,000 円) 1,155,000 円(税抜価格1,050,000 円) 1,155,000 円(税抜価格1,050,000 円)
サイズ W:2.7m × D:2.6m × H:2.1m W:2.0m × D:2.7m × H:1.9m W:3.0m × D:3.0m × H:2.1m W:2.8m × D:2.8m × H:2.1m
サイズ変更追加費用 55,000 円(税抜価格50,000 円) 55,000 円(税抜価格50,000 円) 55,000 円(税抜価格50,000 円) 55,000 円(税抜価格50,000 円)

納期は通常40日程度ですが、航空便を使用(追加で66,000円、税抜価格60,000円)した場合は、30日以内での到着も可能です。

※在庫状況によっては、部品調達や輸送の関係により、納期が伸びる場合がございます。ご了承ください。

※航空運賃は変動する可能性がございます。ご了承下さい。

エアー式簡易陰圧室(1室タイプ)

コロナウイルスの感染者および感染の疑いがある方を隔離できる簡易の陰圧室です。

エアー式簡易陰圧室は、空気によって柱を膨らませて透明シートで外部と遮断し、外部と隔離した部屋を作ります。

そして、陰圧装置で内部の空気を吸うことで陰圧状態を作り、室内の空気はHEPAフィルターを通して屋外にクリーンな空気として排出します。

常時、2.5パスカル以上の差圧を作り、室内を陰圧状態にします。また、陰圧室内は1時間当たり12回以上の換気を行えるようになっています。

エアー式簡易陰圧室の納期は約30日です。オーダーメイドの場合もデザイン校了後、約30日での納品が可能です。
オーダーメイドで製造をする場合、病院・施設様にデモ品で実際に、簡易陰圧室を関係者の皆様に見てもらいます。
その上で、実際に使用を想定する病室などを見せていただき、寸法を計測しながら打ち合わせを行います。
その後は、メールでのやり取りを中心にデザインを詰め、製造を行います。

予算申請などでお見積もりが必要な際はお気軽にお問い合わせくださいませ。

個室の中に陰圧室を設置した事例です。この時点では弊社でHEPAフィルター付き陰圧装置を準備することができなかったために、国内メーカー様の陰圧装置を弊社のテント内に設置を行いました。

個室内にはテレビ台や洗面台があったため、現地で寸法を計測していただきました。弊社が標準サイズとしている簡易陰圧室では個室に入らなかったため、部屋のサイズにあうように設計を行いました。出来る限り陰圧室内に作業スペースを確保できるように、オリジナルサイズの陰圧室を製造し、納品しました。

  • 小さめの個室向けの簡易陰圧室です。
  • 壁付けスイッチ等は目張りをして対応しています。

エアー式簡易陰圧室(3室タイプ)

  • 入り口部屋・本室・出口部屋の3室あります。
  • 簡易陰圧室換気機能が調整しやすいように、換気口を多めに設置しています。
  • 本室の側面は開口できるように、ファスナー式のシートを取り付けています。
  • ベッドなどの機器を入れやすくするために側面はシートを巻き上げることが出来ます。
  • 換気口は空気量を調節することが可能です。
  • 本室の広さは幅:1.35m、長さ2.35mです。
    オーダーメイドで多少の変更は可能です。
  • 本室→出口部屋(前室)→室外は汚物なども出しやすいようにコの字型の扉で開口部を広く取りました。
  • 出口部屋(左側)は着替えなどがしやすいように広めにスペースを確保しています。

エアー式簡易陰圧室(検査・診療・発熱外来向け 2室タイプ AT-2002)

  • 屋外で検査を行う場合、医療従事者と患者が別の部屋に入り、診察する際の隔離部屋のデザインです。陰圧室は重さ30㎏程度で、5分程度で設置できます。

    患者が左側の部屋に入り、医療従事者は右側の部屋に入ります。患者側の部屋に陰圧装置を設置することにより、空気の流れは

    外部の空気 →  医療従事者側の部屋 → 患者側の部屋 → 陰圧装置を通過し、クリーンな空気を室外へ排気

    という流れです。

    また、屋外で使用される場合、排気をする際に患者側の部屋からクリーンな空気を排気をする必要性がない場合は、陰圧装置は不要です。詳しくはお問い合わせいただけると、過去の発熱外来用に設置した際の事例などをもとに回答します。

サイズ W2.4m × D1.6m × H2.2m
販売価格(陰圧装置付き) 880,000円(税抜価格800,000円)
販売価格(陰圧装置なし) 275,000円(税抜価格250,000円)
レンタル価格(陰圧装置付き) 176,000円(税抜価格160,000円)/月、4か月:550,000円(税抜価格500,000円)
レンタル価格(陰圧装置なし) 55,000円(税抜価格50,000円)/月、4か月:165,000円(税抜価格150,000円)

*サイズ変更を中心としたオーダーメイドの場合は別途55,000円(税抜価格50,000円)の設計費用がかかります。

*陰圧装置(アルバック機工株式会社製)は605,000円(税抜価格550,000円)です。

使用用途

エアー式簡易陰圧室はベッドサイズで設計をしていますが、病院での隔離が必要な方の待合室、検査をする際の検査室などとしても利用が可能です。

本体は10分程度で組み立て可能ですので、必要な際に必要な場所で設置することが出来ることにより、医療従事者の皆様の負担軽減につながってほしいと考えています。

その他の使用用途をご検討の際は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

屋外での検査・診療を想定される場合

  • 屋外での検査・診療を想定される場合は、エアー式簡易陰圧室を駐車場や天井のあるポーチに設置して、診療を行うことが可能です。

    検査・診療時の時間帯に素早く簡易陰圧室を立ち上げ、ドライブスルー対応が出来ない方、直接診察をする必要性のある方を陰圧装置内で診察を行えます。

屋外でカーポートの下に設置した検査用2室タイプの設置事例
  • カーポートの高さが2.2mのため、高さ2.1mの検査室を設置。

  • 待合室はカーポートの隣に設置。

  • 医療従事者側からの様子。

  • 患者様側からの様子。

  • 使用後は空気を抜いて、ブルーシートをかけて、養生をします。

装置使用中にフィルタ交換ランプが点灯した際の対応とランプのパターン
ランプのパターン 陰圧レベル フィルタ交換 装置の状態 / 対応
使用中① 点灯 点灯 HEPAフィルタが目詰まりしています。簡易陰圧室内は陰圧状態(-2.5Pa以下)になっているため、そのまま継続してお使いになれますが、使用後に装置開閉扉を開けてHEPAフィルタを交換してください。
使用中② 消灯 点灯 HEPAフィルタが目詰まりしています。 また、フィルタの目詰まりにより意図した排気ができず、簡易陰圧室内が陰圧状態(- 2.5Pa以下)になっていません。直ちに使用を中止し、装置開閉扉を開けてHEPAフィルタを交換してください。
使用中③ 点灯 消灯 正常です。HEPAフィルタの目詰まりはなく簡易陰圧室内も陰圧状態(-2.5Pa以下)になっています。
電源スイッチOFF 消灯 消灯 正常です。コンセントが接続されていても電源スイッチがOFFの状態のときはランプが点灯しません。

※ HEPAフィルタ交換後もフィルタ交換ランプが点灯する場合は、装置が故障している可能性が考えられます。お買い上げになった販売店にご連絡ください。

電源電圧 AC100V 50/60Hz
消費電力 120W
寸法/質量 W430×D640×H465(mm) / 18kg
処理風量 3.5m³/min ※消音フィルタ装着時
集塵効率 0.3μm 99.99%以上
集塵要素 HEPAフィルター

陰圧装置設置台数の目安

台数 簡易陰圧室の容積
1台 15m³以下
2台 15m³ 〜 30m³以下
サイズ W:2.7m × D:2.6m × H:2.1m
電源 15A × 1口
グレーカーテン販売価格 22,000円(税抜価格20,000円)

治療中や長時間、陰圧室内に患者の方が滞在される場合、着替えやトイレなどで外から見えないように目隠しをする必要があります。

グレーカーテンは簡単に取り外しが出来ますので、必要な時だけ使用することが可能です。

車いす用スロープ【新品販売】定価:88,000円(税抜価格80.000円)

*送料別途お見積り *納期は通常1~2週間程度

  • 車いす・ストレッチャーの搬入・搬出をスムーズに!その他のシーン・段差や階段にも使用可能!

  • スロープはアーチ状の設計になっている為、陰圧室のファスナー部分を痛めることはありません。

  • 省スペースに丸めて収納可能なので、持ち運びが便利です。自動車のトランクや車内にも積むことができます。(重さ: 9.5㎏ サイズ: 70cm×40cm)

サイズ W:70cm × D:100cm
重さ 9.5kg
耐荷重 250kg
設営・撤去 人数: 1人 時間: 5分

既に販売をした施設様が使ってます。良い商品と思うから、いろいろな施設様や企業様に紹介しています。

医療機器ディーラー様

販売をしたお客様に聞いてみると、今後のために追加購入を検討していると言われてたよ。

医療機器ディーラー様

既に使ってますよ。使用自体がとても楽なので、看護師さんたちでも簡単に使えてます。いろんな知人にはおススメしているよ~!

病院様

PCR検査の際に何回か使用している。陰圧装置は電源一つで立ち上がり、陰圧状態をランプが緑色になったかどうかだけでわかるので、見れば誰でも簡単にわかるので、助かっている。

病院様

参照: 当社ブログの【エアー式簡易陰圧室ご利用のお声について紹介します。