セーフティーエアーマット③(単層マット)

「高所作業時の安全性を高めるには?」
高所作業や建設現場での転落事故防止対策に力を入れたい企業も多いのではないでしょうか。
ワン・ステップが提供しているセーフティーエアーマット③(単層オリジナルタイプ)は、衝撃吸収性能に優れているため、万が一転落事故が起きた場合でも従業員の安全を守ることができます。
本記事では、セーフティーエアマットの特徴や想定される活用シーンについて徹底解説、セーフティーエアマットの納品事例について紹介します。
セーフティーエアーマット③(単層オリジナルタイプ)の特徴
高所作業での転落事故は、従業員の命に関わる危険な問題であり、作業場の安全確保に力を入れたい企業も多いのではないでしょうか。
高所作業での安全確保に特化した、セーフティーエアーマットの特徴について紹介します。
高い場所から落下した際の衝撃を吸収する
セーフティーエアーマットは、落下衝撃吸収チューブを内蔵することで、荷重がかかった箇所のみがしぼみ、跳ね返らず包み込むように衝撃を吸収するという特徴があります。
従来のマットにはない特殊な構造により、転落した際の衝撃が直接体に伝わるのを防ぎ、怪我のリスクを大幅に軽減することができるでしょう。
優れた衝撃吸収性能を実現することで、落下した際の衝撃を効果的に吸収でき、高所から転落した人の命を守ることができます。
コンパクトで軽量設計!オリジナルサイズ注文できる
セーフティーエアーマットは、コンパクトで軽量な設計のため、持ち運びや取り扱いが簡単であり、作業環境が常に変化する現場での設置や撤去がスムーズに行えます。
また、軽量でありながら耐久性にも優れているというメリットがあり、安心して利用できるでしょう。
さらに、オリジナルサイズの注文が可能なため、現場の特性に合わせたカスタマイズができ、多種多様な現場でフィットするセーフティーエアマットを導入できます。
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3台連結させて使用することも可能です。 | オリジナルプリントも可能。企業ロゴを入れると広告媒体としても活用できます。 |
住宅地でも使える静音設計の送風機
静音送風機は、静音設計の送風機が搭載されており、住宅地でも安心して使用できます。
一般的な送風機は動作音が大きく、住宅地や静かな環境では周囲に迷惑をかけるのでは、と気になる方もいるのではないでしょうか。
低騒音での運転を実現することで、近隣住民に配慮しながら、安全な作業環境を整えることが可能です。
また、静音性に加えて、送風性能も優れており、短時間でマットを膨らませることができます。
セーフティエアマットの利用シーン・用途
セーフティーエアマットは、建設現場や高所作業での転落防止に役立つだけではなく、消防の救助活動や工場での避難訓練などさまざまな場面で活躍が期待できるアイテムです。
セーフティーエアマットを活用した利用シーンについて紹介します。
配電作業や大型船舶などでの高所作業
電柱や変電所など高所での点検や修理を行う配電作業では、落下のリスクが常に存在し、不安定な環境下で作業を行う大型船舶では、作業中に滑ったり、バランスを崩し転落するリスクがあります。
万が一の事故に備えてセーフティーエアマットを設置すれば、落下時の衝撃を軽減し、作業員の安全を守ることができるため、安心して業務に集中できるでしょう。
また、ワン・ステップが提供しているセーフティーエアマットは、軽量で持ち運びが容易なため迅速に設置でき、効果的に作業場の安全確保が可能です。
消防による救助活動や工場での避難訓練への応用
近年では、セーフティーエアーマットを活用した消防による救助活動にも注目が集まっています。
火災現場や災害時の救助活動では、迅速かつ安全に人命を救うことが求められており、困難な場所から人を救出する際にセーフティーエアーマットを使用することで、落下時の衝撃を軽減し、救助される人の安全を確保できます。
軽量でコンパクトなため消防士が迅速に現場に持ち込むことができ、必要な時にすぐに設置できるため、救助時間の短縮にもつながり救助活動の成功率を高めることができるでしょう。
また、工場などの避難訓練でセーフティエアマットを使用すれば、マットの使い方に慣れ、災害発生時に何をすべきかを即座に判断でき冷静に対応できるでしょう。
平常時からセーフティーエアマットを活用した訓練を行うことで、災害時の混乱を最小限に抑え、安全でスムーズに避難できるのではないでしょうか。
エアー式セーフティマットの安全性(衝撃値測定試験)
ワン・ステップでは、エアー式セーフティーマットの安全性を証明するための検証試験を実施しております。
実際の使用条件を模した状況下で、マットの衝撃吸収能力を評価し、お客様が安心して使用できる商品開発に力を入れています。
試験内容について
50kgのダミーの中に衝撃を測定する機器を入れ、セーフティーエアマットの上、地面(コンクリート)の上に5mの高さから落下させ、衝撃の値を計測しました。
また、数値だけではなく、実際の衝撃が見やすいように、50kgのダミーの中にアルミ缶を入れ、セーフティーエアマットと地面(コンクリート)の上に落下させる検証も行いました。
地面(コンクリート) | 87G |
---|---|
セーフティーエアマット | 12G |
落下した際の衝撃値を計測した
結果、地面(コンクリート)では、87Gの衝撃を測定したのに対し、セーフティーエアマットでは12Gと75Gの差があり、約86%減少させることができました。
詳細は以下の動画をご覧ください。
アルミ缶を入れて検証した結果
アルミ缶では、地面(コンクリート)へ落下させたアルミ缶は、破損がひどく衝撃のダメージが見てわかる
セーフティーエアマットの上に落下させたアルミ缶は、ヘコんだ箇所が少なく落下によるダメージが少ないといえるでしょう。
セーフティエアマットの比較
ワン・ステップが提供しているセーフティーエアーマットは、さまざまなタイプやブランドが存在し、それぞれに特性や利点があります。
セーフティーエアーマットの性能、耐久性、衝撃吸収能力などを比較し、ニーズに適したセーフティーエアーマットを選びましょう。
セーフティーエアマット(2層タイプ)
2層タイプは、空気の層を上層と下層それぞれに作ることで、より高い衝撃吸収能力を実現したセーフティーエアマットです。
2層構造でありながら、送風機を使えば5分で簡単に設置できるため、専門知識がない初心者の方でも扱いやすいという魅力があります。
また、コンパクトに収納でき軽量で持ち運びがしやすく、ほかのセーフティーエアマットと連結できるため現場の状況に合わせて使用できます。
セーフティーエアマット(衝撃吸収タイプ)
ワン・ステップでは、ネットタイプのセーフティーエアマットも提供しております。
ネットタイプのセーフティーエアマットは、柱の間にネットを取り付けており、落下した人を包み込むようにキャッチできるため、体育館の天井などより高い場所で作業する際におすすめです。
人以外にも工具や材料などが落下した際も包み込むように衝撃を吸収できるため、周囲に部品が飛び散らないというメリットがあります。
セーフティーエアマット(ブロックタイプ)
ブロックタイプのセーフティーエアマットは、一度空気を入れてしまえば送風を続ける必要がないエアマットです。
一つ一つが積み木のように独立しているため、自由自在に並び替えることができ、作業スペースに応じて必要な個数を敷き詰めることができます。
家などの小さい構造物を建てる際に、足場から内側に転落したときの衝撃を和らげることを目的に開発した商品です。
価格
セーフティーエアマットは、販売・レンタルどちらも承っております。
販売価格
長期間でのご利用を検討されている方は、販売がおすすめです。
また、お客様の用途やご希望サイズにあわせてオリジナル製作も可能です。
お見積もりを作成しますので、お気軽にお問い合わせください。
レンタル価格
レンタル費用は、個数・利用期間・オプションによって変動しますので、お気軽にご相談ください。
ただし、決定優先となりますのであらかじめご了承ください。
納品実績・ご利用事例
セーフティーエアーマットは、さまざまな現場での利用実績を誇り、その信頼性と安全性が実証されています。
実際の納品実績や利用事例を通じて、どのような現場で使えるのか紹介します。
体育館の屋根工事で活用した例
体育館の屋根工事を担当している事業者様より、高所作業時の安全対策として5m各のサイズでオリジナル制作をしたいとのご連絡がありました。
約40〜50日ほどの日程で、お問い合わせ→デザイン打ち合わせ→ご発注→製造・完成→ご納品という段取りで完了し、ご購入いただいております。
納品後、設置作業もスムーズに進み、体育館の屋根工事の際に利用していただきました。
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よくあるご質問
レンタル・販売それぞれの納期はどれくらいですか?
【レンタル】機材のスケジュールが空いておりましたら、2週間程度でのご納品となります。
スケジュールが埋まっている場合は、お出しすることができません。
【販売】在庫がある場合は2週間程度でのご納品となります。在庫が無い場合は40~50日程度です。
※時期によって変動する可能性があるので、担当者にご相談ください。
こちら(お客様)側で準備する物はありますか?
設置スペース、現地スタッフ様(弊社手配も可能)、電源口の確保をお願いします。
レンタル中・購入後、破損が起きた場合の対応は?
原則、その都度、ご相談させて頂きご対応させていただきます。 レンタル規約・販売規約をご一読の上、ご発注頂けますと幸いです。
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