庶民の食べ物でなくなった「うなぎ」が稚魚養殖実現へ向けて南九州で研究加速。
こんにちは。ワン・ステップの山元です。
私は40歳代ですが、子どものころは高くなかったうなぎが、今や牛肉よりも高級な食材となりました。
また、店頭に並んでいるものは国産よりも中国産が増えている気もします。
弊社の本社がある宮崎県は、うなぎの生産量が全国3位の3070トン。
お隣の鹿児島県が1位で7086トンです。ひつまぶしの愛知県が2位なんですね。
うなぎの生産量が近年、減っているということで、特に稚魚の不良が問題となっています。
この時は2匹しか採れないくらい不漁だったとのこと。
そこで、稚魚の完全養殖が出来ないか?という研究が進んでいるらしく、宮崎県では全国2例目の人工育成に成功したという記事が出ていました。
全国でも研究が盛んになってきているようで、これがうまくいくと、うなぎも食べやすくなるかもしれません。現在はコスト面の課題がまだあるそうです。
天然稚魚の価格:180~600円 (2012~2021)
人工育成の稚魚:3026円
ただ、不漁だった2016年は天然稚魚が1匹27750円だったこともあるらしく、可能性は十分にありそうです。
また、様々な試験や研究などをする際に、多くの小さい水槽が必要なこともあるかと思います。そういった時は、ワン・ステップで様々なプールを準備していますので、ご活用ください。
プール一覧はこちら。仮設プールは丈夫でコスト面でも割安なパイプ式プールをお勧めします。ぜひ、実験・研究・簡易的な養殖や省スペース化が必要な際はご連絡くださいませ。
関連コラム記事
-
-
IoT貯水管理の重要性と導入背景
自然災害や脱炭素への対応が求められる中、IoTによる貯水管理の重要性が高まっています。防災・現場効率・省エネを実現する新たなインフラとして、各業界での導入が進んでいます。導入事例や開発背景を詳しく紹介します。 -
-
ろ過機能と透明化で進化!進化した2つのパイプ式貯水槽が登場
仮設で使えるパイプ式貯水槽に新タイプが登場!限られたスペースでも設置が簡単で、水道工事や実験、養殖まで幅広く活用可能。ろ過機能付きの区分け型やクリアタイプなど、用途に応じた多彩な仕様をご紹介します。 -
-
【陸上養殖向け パイプ式貯水槽①】(養殖用水槽)
第1部:陸上養殖の重要性とパイプ式貯水槽が果たす役割 近年、環境に配慮した持続可能な養殖方法として陸上養殖が注目を集めています。 従来の海洋養殖と異なり、陸上養殖は、魚を海ではなく地上の水槽や人工池で育てる手法であり、 […] -
-
陸上養殖の新たな選択肢「パイプ式貯水槽」でコスト削減と効率向上を実現
陸上養殖の初期投資の課題を解決する手段として、弊社のパイプ式貯水槽が注目されています。軽量・短時間設置・低コストを実現し、養殖の仮設プールとしても最適。実際の納品事例とともに、活用メリットをご紹介します。 -
-
【導入事例】サーモン・サクラマスの養殖:出荷用プールとして活用
出荷前の仮設プールとして、宮崎県内でパイプ式貯水槽をご活用いただきました。設置は約30分で完了し、円形構造が魚にもやさしいと好評。養殖現場の一時的な塩分調整・治療用水槽としても活用が広がっています。