【第2部:保育園向け】冷却ミストテント導入の具体的な効果と保育園での活用事例

こんにちは、ワン・ステップです。

前回のブログでは保育園向けの熱中症対策として、冷却ミストテントをご紹介しました。

第1部のブログは、ぜひこちらからご覧ください。

今回は、冷却ミストテントを導入することで、保育園や子どもたちにどのような変化があるのか、

具体的な効果や活用シーンを詳しくご紹介します。

 

冷却ミストテント導入の具体的な効果

冷却ミストテントはホースと水源をつなぎ、ミスト装置を付けるだけでミストが簡単に噴出できるテントです。

でも、本当に気温が下がるのか、涼しく感じるのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

そこで弊社では、熱中症指数モニターを使用して、冷却ミストテントの内部と外部でどのくらいの温度差が出るのか計測を行いました。

 

計測の様子と結果

このような計測器を使用し、冷却ミストテントの内部と外部の気温を比較しました。

通常のテントとは異なり、冷却ミストテントは横面もあるため、十分な日陰を確保できることが写真も確認できます。

実際の計測結果はこちらです。

午前10時から午後17時まで計測したところ、最も気温が高い13時には、冷却ミストテントの内部と外部で7℃もの温度差があることが分かりました。

また、屋外は常に警戒レベル以上の数値を示していましたが、冷却ミストテント内部は注意レベル以下を維持していました。

こちらが、1時間ごとの温度測定結果です。

この結果から、冷却ミストテントを導入することで次のようなメリットが得られます。

・園庭や砂場、プールサイドの温度を下げ、熱中症のリスクを大幅に軽減。

・体温調節が難しい小さな子どもたちも、安心して過ごせる環境を確保。

・保育士の負担軽減につながり、業務の効率も向上。

・保護者にとっても「保育園がしっかり熱中症対策をしている」という安心感につながる。

また、夏祭りや運動会などのイベント時にはクールゾーンとして活用でき、園の取り組みをアピールする機会にもなります。

 

冷却ミストテントの実践的な活用例

園庭遊びのクールスポットに

滑り台やブランコのそば、砂場に冷却ミストテントを設置することで、子どもたちは遊びながら自然と涼むことができます。

例えば、

・「滑り台を滑り終えた後や、ブランコの待ち時間には必ず涼むルールを設定」

・「水分補給タイムをミストテント内で実施」

このような対策を組み合わせることで、熱中症のリスクをさらに下げることができます。

 

プールサイドでの利用

直射日光を避けながらプール遊びが楽しめるよう、プールサイドに設置し、日陰とミストの効果で体温が上がりにくい環境を作ります。

 

夏祭り・運動会でのクールゾーンに

イベント会場の一角に設置することで、子どもたちだけでなく、保護者やスタッフが涼めるスペースを提供できます。

 

屋内活動でのクールダウンスペースに

室内でも湿度が高いと、熱中症のリスクが高まります。

屋内でもミストテントの設置は可能ですので、屋内での運動後に冷却ミストテントを活用することで、効果的なクールダウンスペースを確保できます。

 

保育園に導入する際のポイント

設置場所の選び方

「子どもたちが外で遊びたがるけど、厚さが心配・・・」という場合は、園庭やプールサイドなど、直射日光が強い場所に設置すると効果的です。

また、使用しないときはコンパクトに収納できるため、1~1.5mのスペースがあれば保管も可能です。

 

活用ルールの整備

「定期的に涼む時間を設ける」「冷却ミストテントでの水分補給を徹底する」など、保育園全体での運用ルールを決めておくと活用がスムーズになり効果的にご利用いただけます。

 

暑い夏も安心!冷却ミストテントで子どもたちを守ろう

冷却ミストテントは、保育園での熱中症対策を強化するだけでなく、子どもたちが快適に過ごせる環境を提供します。

今回は、導入することの具体的な効果や活用シーンをお伝えしましたが、この夏、冷却ミストテントを取り入れることで保育園の日常が大きく変わるかもしれません。

ぜひ、お気軽にご相談ください!

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