【第1部:保育園向け】冷却ミストテントで熱中症対策の課題を解決
暑い夏が来ると、子どもたちは元気いっぱい外で遊びたがりますよね。
しかし、昨今の猛暑で、園庭で遊ばせることが難しい保育園が増えています。
実際に私の姪っ子も保育園に通っていますが、今年の夏は暑さの影響で1週間に数回しか屋外遊びができないと聞きました。
「子どもたちが遊びたがるけど、危険だから外には出せない」そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで注目したいのが、冷却ミストテントです。
冷却ミストテントを子どもたちの遊び場に取り入れることで、熱中症対策になり、夏でも安全に遊べる環境を作ることができます。
今回は、子どもの熱中症にかかるリスクと、それを解決するためのアイテム冷却ミストテントについて詳しくご紹介します。
熱中症とは
熱中症とは、暑さや湿度の影響で体温調節が効かなくなり、体に熱がこもる状態を指します。
具体的な症状として、めまいや立ち眩み、全身のだるさなどがあげられます。
適切な対策をしないと、重症化して意識障害や命の危険を伴う場合もあり、特に小さな子どもや高齢者がかかりやすいとされています。
小さな子どもが熱中症になりやすい理由
体温調節機能が未熟
小さな子どもは、大人に比べて汗腺の働きが未発達で、体温調節が苦手です。
気温が高い場所にずっといると、体内に熱がこもりやすくなり、熱中症になりやすい状態になります。
地面からの照り返し
保育園や幼稚園の園庭は、アスファルトや砂場などが多く、日差しを受けて地面は夏場で50~60℃ほどの高温になります。
身長が低い子どもたちは、大人よりも地面からの照り返しの影響を強く受け、体温が急上昇しやすいです。
実際に、大人と子どもが受ける地面付近の温度差は、2~5℃程度違うと言われているそうです。
自分の体調に気づけない
小さな子どもは、「喉が渇いた」や「暑い」など自分の体調の変化をうまく伝えることができなかったり、衣服を自分で調整できない場合があります。
また、遊びに夢中になり、体調の不調を感じてもそのまま我慢してしまうことが多いです。
そのため、しっかり大人や保護者が子どもたちの様子を注意深く見る必要があります。
保育園で熱中症が起こりやすいシーン
園庭での外遊び
滑り台やブランコ、砂遊びなど、子どもたちは外遊びが大好きです。
しかし、炎天下になりやすい真夏に園庭で長時間遊ぶと、地面の照り返しなどで体温が上昇し、熱中症のリスクが高まります。
プール遊び
夏に定番のプールで遊ぶ保育園も多いのではないでしょうか。
一見安全そうなプールですが、実は熱中症のリスクが潜んでいます。
水の中に入っていると涼しく感じ、お子さんは暑さを忘れがちですが、屋根などがない場所で実施すると直射日光を浴び続け体温が上昇します。
特に頭や首は日差しにさらされやすいため、体温が急激に上がる危険があります。
屋内での遊び
夏場は「室内なら安心」と思いがちですが、屋内でも熱中症が起こる場合があります。
例えばダンスやかけっこなど、子どもたちが屋内でも活発に動く遊びをすると、汗をかきやすくなります。
汗をかいていることに気づかず、水分補給を忘れると、屋内でも熱中症を引き起こすリスクが高まります。
夏祭りや運動会などの夏のイベント
夏祭りや運動会は、大人も子どもたちも楽しめる一大イベントです。
しかし、運動会は朝から夕方の日差しの強い時間に行われたり、近年は夏祭りが開始する夕方も気温が高い傾向があります。
冷却ミストテントとは
冷却ミストテントは、ホースと水源をつなぎ、ミスト装置を取り付けるだけで、ミストが簡単に噴出できるテントです。
ミストの気化熱により、周囲の温度を効果的に下げることができます。
特に弊社の冷却ミストテントは次のような特徴を持っています。
風でミスト効果を強化
柱に設置された「空気噴出孔」により、風を受けてミストが効率よく拡散し、より快適な涼しさを提供します。
地面からの照り返しもブロック
一般的な屋根だけのテントと異なり、横面があるため、地面からの照り返しが厳しい時間帯でも涼しさを維持します。
災害時にも活躍
水源をつながずに簡易テントとしても使用できます。
災害時にはクールスペースや簡易テントとしても活用可能で、オールシーズン便利に使えるアイテムです。
保育園での冷却ミストテントの活用
園庭遊びの日陰・休憩スペースに
園庭の遊具エリアや砂場に設置することで、屋根ができ地面からの照り返しを防ぐことができます。
遊びながらも自然と涼しい環境を作ることができるので、熱中症のリスクを少しでも減らせます。
また、遊び場の近くに設置すれば水分補給を行う簡易的な休憩所として活用いただけます。
プールサイドの日陰づくりに
プールサイドや冷却ミストテントの下にプールを設置すれば、直射日光を避けながらプール遊びを行うことが可能です。
夏祭りや運動会のクールゾーンに
観戦場所や子どもたちの待機場所などに設置することで、保護者や子どもたちが涼めるクールゾーンを提供します。
暑さが原因で体調を崩す人を減らすことが期待できます。
屋内でのクールダウンスペースに
屋内で使用することで、運動後のクールダウンや休憩に活用できます。
ミストによる涼しさが、室内環境の快適さをさらに向上させます。
熱中症対策として冷却ミストテントを導入しよう
冷却ミストテントは、子どもたちの安全を守るための新しい熱中症対策アイテムです。
屋外の園庭やプールサイド、イベント会場など、さまざまなシーンで活用できる柔軟性があります。
この夏、冷却ミストテントを取り入れて、保育園の熱中症対策を一歩進めてみませんか?
第1部では、子どもの熱中症のリスクと冷却ミストテントの特徴と活用方法について説明しました。
次回は、より具体的な活用事例や効果、保育園のお子さんや保育士さんたちのメリットなどを深堀してご紹介予定です。
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