【エア防災・建設ラボシリーズ⑳】エアーブリッジ・試作・開発中の途中経過を報告します。
ワン・ステップの山元です。今回は試作中のエアーブリッジを少し紹介いたします。

ワン・ステップではエアー式のブリッジを作ることが出来ないか検討をしています。
黒色の平坦なマットと、マットを両端で固定するためのアーチの組み合わせです。
少しイメージは違いますが、こちらはパリの建設家がセーヌ川にかけたエアー式の橋です。

私たちはこのような優雅な状況は想像しておらず、台風や大雨の後に、橋が流されてしまって対岸に渡ることが出来なくなったり、どうしても対岸まで渡る必要性がある場所での使用を想定しています。

橋の部分はこのような感じです。足をなくして、フラットにすることも可能です。横幅や長さも変更できます。

両端はエアー式のアーチ型の柱で固定し、橋が動かないように工夫しています。
大雨直後の濁流であったり、流れの早い川などの場合は、構造を変更し、橋の部分が水面につかないようにしないといけませんが、ほとんど流れのないような場所や、どうしてもボートで移動できない車いすなどであれば、橋の上を通ることで、安全に対岸もしくは目的の大きなボートまでたどり着くことが可能かもしれません。
このツールは現時点で完成品ではないため、構造を見てもらった上で、どんな課題解決に使えるかをお客様と共に議論しながら進めていきたいと思い、情報を開示しました。
ご興味がある場合はお気軽にお問い合わせくださいませ。
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