災害時の避難所における滞在スペースレイアウトについて:ジョイントエアーパネル
先日、自然災害時の避難場所での対応方法に簡易陰圧室が有効となる可能性があるのではないかと提案しました。
今回は実際に入口で、非難された方々で健康と判断された方たちが、体育館などの避難場所でどのように滞在すべきか? について、日本医師会からマニュアルが出ていたので、ご紹介します。
コロナ禍において避難場所では以下のことが必要と書かれています。
簡易ベッド(段ボール)とパーテーションを用いたゾーニングを行うことで、感染防止を図る
家族間の距離 1m 以上、ベッド間 2m 以上、ベッドの高さ35~37cm以上の確保を目安とする
トイレや手洗い場等集合スペースへの動線を明確にし、避難者同士のすれ違いを避ける
発熱者や濃厚接触者用の専用スペースを避難所から隔離された場所に設置し、診察や移送を待
つ間収容する
専用スペースは可能な限り個室とし、専用のトイレを確保する事が望ましい
⾷事や物品の受け渡しも、設置台を利用し、スタッフとの直接接触を避ける
⾷事は個別に配膳し、⾷事場所は互いに向き合わないよう椅子を配置し、対面しないレイアウト
とする
避難所2方向の窓・ドアを開けて空気の流れを作り、30 分に1回以上、数分間窓を全開にする
よう努める
また、パーテーション、テント、段ボールなどいろいろな方法が推奨されていますが、

弊社ではパーテーション利用時に便利なジョイントエアーパネルを取り扱っています。

ジョイントエアーパネルは空気で膨らませるマットで、ベッドやマットレスとしての使用がメインではありますが、立ててパネル同士を紐で結ぶと自立し、パーテーションとしても活躍します。高さも1mありますので、十分に個別スペースを作ることが出来ます。
また、空気を抜くと、

こんなにコンパクトに。
自然災害に対しては事前の備えが大事と言われます。ぜひ、備えの一つとしてご検討くださいませ。
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