深型貯水槽

ツール詳細
これまでの貯水槽より高さと強度が増した貯水槽です。
今までになかった高さ2メートルを超える貯水槽です。
またこれまでのパイプ式貯水槽と比べ、スチール製の板を利用しているため外部の影響を受けずらい仕組みになります。
チェック時に現場では風速5メートルの風が吹いていましたが、貯水槽の中で作業していたスタッフは風の影響を感じることはなかったとのことです。
そのため、飛来物による破れなどを外部の影響を受けずらいです。
これまでのパイプ式貯水槽と同じように、工事現場や実験現場での貯水はもちろん外部の影響を受けず一時的に排水の管理などを行いたい方におすすめの商品です。
深型貯水槽の特徴
高さ2.2メートルの設計
従来の取り扱っていたパイプ式貯水槽では高さ1.5メートルまででしたが、深型貯水槽は約1.5倍の2.2メートルの高さです。
また、直径も4.2メートルとコンパクトなため、現場や小さな実験施設などの小スペースでもご利用いただけます。
お客様のご希望サイズでの製作も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。。
耐久性の向上
深型貯水槽はパイプ式貯水槽より耐久性も向上しています。
これまでのパイプ式貯水槽は本体部分であるシートにパイプを骨格として組み立てていましたが、
深型貯水槽ではスチール製の鉄板を円形に組み立てています。
そのため、本体部分にあたるシートの露出がほとんどなく外部からの影響による破れなどを守ることが出来ます。
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深型貯水槽 | パイプ式貯水槽 |
利用シーン
建設現場の工事排水を一時管理
工事現場で貯水が発生し、一時的に管理が必要になった排水などを貯めておくことができます。
常設の貯水槽だとコストがかかったり、設置日数に時間を要すことがありますが、深型貯水槽では設置が半日で行うことが出来るためコストを抑えることが可能です。
実験などの用途に
降水実験や浸水、洪水などの検証実験にもご利用することが出来ます。
実際に自社のパイプ式貯水槽が茨城県つくば市の防災科学技術研究所でも利用されており、浸水対策システムの実験で利用されました。
今回の高さが高いタイプの販売によりさらに実験での利用の幅が広がりました。
地震などの災害時での緊急給水対策
大地震や台風などの災害発生時、水道設備が破損し、断水してしまうケースがあります。
深型貯水槽はこのような緊急事態において、地域住民への給水支援に利用可能です。
小さなスペースで多くの容量が入るため、消防署や学校のような広い場所でのご利用だけでなく、小さな公園や空き地など幅広い場所で使用することが出来ます。
商品の仕様
深型貯水槽の内容
深型貯水槽はスチール製の板が12枚、本体部分のシート、ビスで構成されています。
設置時間は男性5人で約5時間ほどで完了します。
※お客様のご注文された商品によって内容と時間は変わります
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深型貯水槽の組み立て手順
①ブルーシートの設置
初めに深型貯水槽を設置したい場所にブルーシートを敷きます。
ブルーシートの大きさは7mほどです。
※商品によってブルーシートのサイズは変わります。
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②1段目のスチール板の組み立て
深型貯水槽は1段目と2段目に分かれており、それぞれスチール板6枚を使い円形の骨組みを組み立てていきます。
スチール板にはそれぞれビスを打つ穴が開いています。
初めに1段目を組み立てます。
板の端に穴が開いているので板同士の穴が重なるようにビスで結合します。
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※この場合、仮止めで組み立てると歪みで2段目が組み立てられない場合があるのでビスで止めておくことを推奨します。
③2段目のスチール板の結合
2段目のスチール板は1枚ずつ1段目のスチール板と結合していきます。
それぞれ上下、両端の結合も同時に行っていきます。
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※内側にプールシートを取り付ける必要があるため、最後の板1枚は残すことを推奨します。
④シートの設置
組み立てが完了したら、内側にプールシートを取り付けます。
この際、貯水槽の中で作業する人が必要になってきます。
シートの取り付けは、端の5センチ程度をスチール板のふちにかぶせるように行います。
最後の1枚を取り付け後、作業員は外に退避し最後の1枚を組み立てシートを取り付けます。
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よくあるご質問
パイプ式貯水槽とは何ですか?
「設置できる場所が狭い・・・」「限られた敷地内に出来るだけ大きな水槽を置きたい」など、工事現場・倉庫・実験施設では多くのニーズがあります。
既製品の規格が決まったものだと設置が出来ず、諦めてしまっていた現場もあったかと思います。弊社ではお客様のニーズに応じて、オリジナルデザイン・サイズで1台から作成可能です。
どのような用途でご利用できますか?
工業用地や実験施設での排水の一時管理や災害時における緊急給水場所としてのご利用など、多岐にわたってご利用することが出来ます。
レンタル・販売どちらも可能ですか?
はい、レンタル・販売どちらも可能です。
それぞれの価格についてはサイズやご利用期間によって異なるため、お気軽にお問い合わせください。
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