IoTセンサー・IoTサービス

貯水槽(仮設を含む)の水位・水温・水質などを、IoTでリアルタイムに「見える化」できるようになりました。
LoRaWAN®通信とセンサーを組み合わせることで、配線不要・電源不要。
短期設置の仮設現場でも導入しやすく、建設・養殖・農業・実証実験など幅広い現場で運用を効率化します。
※センサーはバッテリー駆動。動作には別途ゲートウェイが必要(要電源・インターネット接続)。
貯水槽 × IoT で解決できること
IoTセンサーを導入することで、以下のような「管理の自動化・効率化」が可能になります。
・水位監視:設定した数値を超えると自動で通知。漏水や過剰貯水を早期発見。
・水温・水質モニタリング:養殖や農業などの品質管理に役立つ。
・遠隔監視:スマホやPCで複数拠点を一括確認。
・データ蓄積と分析:日次・週次のトレンドをグラフで可視化。報告作成も簡単。
これまで「現場に行かないとわからなかった」情報を、IoTで常時把握できるようになります。
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こんな課題、ありませんか?
・現地確認に毎日行く必要があり、時間も人件費もかかっている
・水質の変化を事後にしか把握できず、対策が後手になる
・離島、山間部など、通信や電源が乏しい場所で監視が難しい
・短期設置の貯水槽では、配線型センサーを使いづらい
こうした課題を、LoRaWAN®(長距離・低消費電力)× センサー(バッテリー駆動)の
IoTシステムで解決できます。
配線工事が不要なため、常設・仮設現場でも最短1時間以内で設置可能です。
導入シーン(過去の貯水槽活用からの仮説ユースケース)
ワン・ステップの「パイプ式貯水槽」は、これまでさまざまな業種・現場で利用されてきました。
その活用事例をもとに、「IoTを導入すれば、さらにどんな改善ができるか」という仮説を立てています。
建設現場の仮設貯水
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建設工事では、既設貯水槽の工事期間中などに一時的な貯水槽を設けるケースがあります。
しかし、こうした仮設貯水槽では、
・給水量が多すぎてあふれてしまうリスク
・夜間や休日の水位変動を把握できない
といった課題が少なくなく、水位があふれた場合、仮設貯水槽の決壊にもつながることもあります。
IoTセンサーを活用すれば、リアルタイムで水位を遠隔確認できるため、
貯水量が限界に近づくと自動でアラート通知を受け取ることができます。
これにより、現場に行かなくてもスマホやPC上で水位状況を把握でき、結果として、
あふれ防止・水不足の防止を同時に実現し、現場担当者の巡回や夜間対応の負担を大幅に減らすことができます。
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養殖(水環境管理)
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養殖施設では、魚や貝などの生育環境を一定に保つことが重要です。
しかし、こうした水槽やいけすでは、
・水温の上昇による酸欠リスク
・硝酸濃度やpHの変化による水質悪化
といった課題が少なくありません。
IoTセンサーを活用すれば、水温・溶存酸素・pHなどをリアルタイムで遠隔確認できるため、
水質が基準値を超えた際に自動でアラート通知を受け取ることができます。
これにより、現場に行かなくてもスマホやPC上で水環境の状態を把握でき、
給餌や換水のタイミング、エアレーション(送気)の調整をデータに基づいて判断できます。
結果として、魚や貝のストレスを軽減し、病気や酸欠トラブルを未然に防止。
安定した成長環境を維持しながら、管理者の巡回や夜間対応の負担を大幅に減らすことができます。
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通信・システムの特徴
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 通信方式 | LoRaWAN®(長距離・低消費電力) |
| センサー | バッテリー駆動。
ただし、通信には別途ゲートウェイが必要(ゲートウェイは電源およびインターネット接続が必要) |
| 監視方法 | Webブラウザ/スマホ/タブレット |
| 通知 | メール通知/アプリ通知/SMSアラート(※オプション対応予定) |
導入ステップ(仮設でもシンプル)
1.現場ヒアリング:使用目的や通信環境を確認
2.センサー設置:貯水槽内外に簡単固定(配線不要)
3.通信テスト:ゲートウェイとの接続確認
4.稼働開始:ダッシュボードでリアルタイム監視・通知設定
短期間の利用や実証実験でもスピーディーに導入できます。
効果シミュレーション(モデルケース)
| 項目 | Before(IoT導入前) | After(IoT導入後) |
|---|---|---|
| 現地確認回数 | 毎日 | 週1回以下に削減 |
| 作業時間 | 1回あたり約60分 | 約15分に短縮 |
| トラブル検知 | 目視で発見 | アラートで即時把握 |
| 管理コスト | 年間約100万円 | 約30万円に削減(想定) |
※現場条件によって異なりますが、導入効果は大きく期待できます。
まずは無料相談から
「この現場でも使える?」「どのセンサーが最適?」など、疑問があれば、お気軽にご相談ください。
現場写真や条件をもとに、最適な構成とお見積りをご提案いたします。
📞 お電話:0985‐64-5399(宮崎本社)
よくあるご質問
通信が弱い場所でも使えますか?
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インターネット環境が乏しい場所からもデータ収集は可能ですが、
状況によって通信環境が異なるため、設置前に現地調査は必須となります。
電源がない場所でも使えますか?
-
はい。バッテリー駆動タイプのため、電源不要で設置できます。
既存の貯水槽にも取り付けできますか?
-
可能です。設置環境に合わせて後付け構成をご提案します。
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