【実績紹介】動物用の陰圧ゲート・陰圧室について

2021.09.07

パルボウイルスや、SFTS(重症熱性血小板減少症候群ウイルス)などに感染した動物を診察するにあたり、

院内感染防止体制の整った医療機関で治療が行われることが望ましいとされています。

 

医療体制を整えるために、空気の流れを一方方向でお部屋の陰圧状態にし、院内感染を防ぐツールとして、

動物病院様に、動物用のエアー式陰圧ゲートをご利用いただいた事例をご紹介いたします。

 

動物用陰圧ゲート

 

※1の部分にエアー式の簡易ゲートを、※2の部分に陰圧装置を設置しています。

弊社のエアー式陰圧ゲートをお使いいただくと、今あるお部屋のスペースはそのままで、

お部屋の中を陰圧状態にし、出入り口からのウイルスの拡散を防ぐことができます。

 

 

 

 

実際にご利用いただいた動物病院様の様子です。

扉を開けると、すぐに処置室が広がります。

 

 

 

扉を開け、入り口部分にエアー式の簡易ゲートを、部屋の奥に陰圧装置を設置しました。

 

 

動物用陰圧室

部屋の入り口に設置する陰圧ゲートは、部屋のレイアウトを大きく変えることなく陰圧状態にすることが出来ますが、

新たに陰圧空間を1部屋作成したいときや、待合室や処置室など人が行きかうところで使用したい場合、

下の写真のように、陰圧室のご利用がおすすめです。

 

 

陰圧室は、お客様のご要望によっては形を変えてオリジナル作成することも可能です。

陰圧室の中の部屋数を増やすことで、陰圧室の外に汚染された空気が流れるリスクを大幅に軽減します。

 

不安な点や、少しでも気になる、商品を見てみたいなどありましたら、

お気軽にご相談ください。

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