フィールド オペ ユニット®(屋外型簡易手術室)

牧舎等の屋外でも隔離して、産業動物の診療・手術が行える簡易手術室です。

ツール詳細

乳牛・肉牛の生産現場では、屋外の牧場内で手術をするケースも多く、

多くのホコリなどが舞い、決して衛生的な環境とは言えません。

そこで、牧舎等の屋外でも隔離して診療等が行える簡易手術室を開発しました。

 

 

手術用固定具を完全に覆えるサイズのエアー式テントでカバーします。

また、前後左右にも入り口を設けており、牛の動線を確保しています。

獣医師も手術をする部位・種類に応じて様々な態勢を取って手術が出来るように、スペースも確保しています。

 

 

こんな時に

・どうしても屋外、牛舎内での緊急手術が必要な時に

・手術中の汚れ等を周囲に広げたくない時に

 

実験結果

落下細菌検証実験済み

宮崎大学農学部獣医学科と落下細菌についてのプレ検証も行いました。

テント外では一般細菌、真菌ともに30分以降は無限大(200コロニー以上)に対し、

明らかに室内手術の方が落下細菌が少ない結果となり、屋外で手術するよりも落下細菌による感染を防ぐことが分かりました。

 

設営・撤去の仕方

 

 

よくある質問

Q. 陽圧状態をつくりだすことは可能ですか?

A. 可能です。

陽圧状態とは、「外よりも気圧が高い状態」のことです。

空気には、気圧が高い方から低い方へ流れる特性があります。

この特性を利用し、室内の気圧を外気よりも高くすることで、清浄な空気を保つ仕組みが「陽圧化」といいます。

 

オリジナルサイズで作成できますか?

可能です。

オリジナルデザインで作成可能

お客様によっては用途やスペースなども異なると思います。

弊社では自社工場にて制作できるため、お客様のご要望に近いデザイン・サイズで制作することが出来ます。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

実績

中四国エリアの牧場さま:1台

お客様からのお問い合わせから生まれた商品です!

上記と重複しますが、牛や豚の手術は、牧場内や屋外、手術室以外で行うことが多い為、

「空気中に浮遊している落下細菌による手術部位の汚染が問題になっている。」また、「運搬や施設状態にも影響してくる。なにか簡易的に小屋をつくることができないか。」

というお声から、開発させて頂きました。

弊社でお役に立てることがあれば、下記お問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください!

 

製品仕様

商品コード
ka307
サイズ
W:1.6m×D:4.4m×H:2.5m ※サイズ変更可能です。
電源
100V×15A×1口
セット内容
本体×1
送風機×1

宮崎本社
0985-64-5399
関東支店
043-497-6088
お問合せ